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金利の道筋見誤れば激しい調整の恐れ=米セントルイス連銀総裁
2015年03月24日(火)23時48分
[24日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は24日、連邦準備理事会(FRB)が想定している金利の道筋を市場が見誤れば、「激しい」調整につながりかねないとの見解を示した。
総裁は記者団に対し、FRBと市場の金利見通しがより適切に合致すべきと指摘。「市場と米連邦公開市場委員会(FOMC)の見通しがある時点で一致することになると考える」とし、「そうなれば、激しい調整が発生する可能性があり、それを懸念している」と語った。
そのうえで、「FRBは利上げ開始についてかなり明確にしてきているため、実際に利上げが行われた際、拍子抜けとならないことを望む。ただ、金利の道筋をめぐり市場とFOMCの見通しに格差があるという問題は存在する」と述べた。
また、欧州主要国の国債利回りがマイナスで推移していることは「幾分驚き」としつつも、米利回り抑制の一助となり、米景気への追い風になっていると指摘した。
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