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中国「アジアインフラ銀」、ドイツ・フランス・イタリア参加の意向

2015年03月17日(火)22時49分

 3月17日、中国主導のアジアインフラ投資銀行に、フランスが参加すると同国財務省が明らかにした。写真左からイタリアのレンツィ首相、フランスのオランド大統領、ドイツのメルケル首相。ミラノで昨年10月撮影(2015年 ロイター)

[パリ/北京 17日 ロイター] - 独仏伊の欧州3カ国は17日、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加意向を確認した。英国も参加意向をすでに表明しており、欧州主要4カ国がそろってAIIBに加盟することで、中国と提携し成長の果実を共有したい欧州諸国の意向があらためて鮮明となった。

ガバナンス基準などへの懸念を理由にAIIBと距離を置く米国にとっては、同盟国の相次ぐ参加表明は打撃だ。

今回の参加表明の背景には、欧州連合(EU)と米国の自由貿易協定(FTA)交渉が難航しているほか、新興国の発言力向上を目指す国際通貨基金(IMF)改革が米議会によって阻止されていることに欧州やアジア諸国の政府が不満を抱いていることがある。

新華社が報じたところによると、韓国、スイス、ルクセンブルクも参加を検討している。

*内容を追加して再送します。

ロイター
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