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野村HDが社外取締役を増強、野村アセットでも複数を配置

2015年03月03日(火)19時29分

 3月3日、野村ホールディングスは新年度の人事を発表し、社外取締役を増強することを明らかにした。都内の支店で2014年1月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 3日 ロイター] - 野村ホールディングス<8604.T>は3日、新年度の人事を発表し、社外取締役を増強することを明らかにした。グループの野村アセットマネジメントに初の社外取締役を複数名入れる。中核の野村証券でも社外の取締役を1人増やす。経営監督機能を強化するのが狙い、としている。

社外から野村アセットの新任取締役になるのは、元DIAMアセットマネジメント社長の長浜力雄氏と、弁護士でアンダーソン・毛利・友常法律事務所顧問の木村明子氏の2人。

これまで野村アセットの取締役はグループ関係者で占められていた。運用会社に複数名の社外取締役が入るのは珍しい。

アセットのほか、野村HDの取締役は1人増えて計12人となり、このうち7人が社外取締役。今回新たに、JT<2914.T>の元社長で現特別顧問の木村宏氏が加わる。

野村証券の取締役も1人増の12人になり、半分が社外取締役。今回増員されるのは花王<4452.T>の前会長、尾崎元規氏。

すべて、6月開催の定時株主総会で承認され次第、就任する予定。

(Reporting By Emi Emoto 江本恵美)

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