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ダウとS&Pが最高値更新、ナスダックは10連騰
2月24日の米国株式市場はイエレン米連邦準備理事会議長の議会証言を受け上昇し、ダウとS&P総合500種が終値として最高値を更新した。写真はNY証券取引所のトレーダー(2015年 ロイター/Brendan McDermid)
[ニューヨーク 24日 ロイター] - 24日の米国株式市場はイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受け上昇し、ダウとS&P総合500種が終値として最高値を更新した。ナスダック総合は2009年7月以来最長となる10連騰となった。
イエレン議長は「連邦公開市場委員会(FOMC)ごとに」利上げを検討する方向で準備を進めている」と語った。エコノミストたちは早ければ6月の利上げを予想しているが、一部の投資家は議長の発言が2006年以来となるFRBの利上げ時期の後ずれのサインとみている。
リバティビュー・キャピタル・マネジメントのリック・メクラー社長は「現時点で全てのニュースは徐々に良くなっている段階だ。大幅な利上げの理由とするにはこの時点では不十分だ。現在、利上げの説明がつくのは賃金の上昇だけだろう。大半の産業で実際にはまだ力強い売上高の増加がみられない」と話した。
ダウ工業株30種<.DJI>は92.35ドル(0.51%)高の1万8209.19ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は7.15ポイント(0.14%)高の4968.12。
S&P総合500種<.SPX>は5.82ポイント(0.28%)高の2115.48。
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BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合計出来高は約59億株で、今月の平均である69億株を下回った。
騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ1897で下げ1176(比率は1.61対1)、ナスダックが上げ1576で下げ1147(1.37対1)だった。
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 18209.19(+92.35)
前営業日終値 18116.84(‐23.60)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 4968.12(+7.15)
前営業日終値 4960.97(+5.00)
S&P総合500種<.SPX>
終値 2115.48(+5.82)
前営業日終値 2109.66(‐0.64)
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