支援策で隔たりは20％、ユーロ圏は柔軟な対応を＝ギリシャ当局者

　２月２０日、ギリシャ政府当局者はユーロ圏財務相会合を控え、債務再編策でユーロ圏と合意は近いとし、残り２０％の隔たりが残っているとの認識を示した。ＥＵとギリシャの旗、ブリュッセルのギリシャ大使館で１９日撮影（２０１５年　ロイター／Yves Herman）

［ブリュッセル　２０日　ロイター］ - ギリシャ政府当局者は、２０日のユーロ圏財務相（ユーログループ）会合を控え債務再編策でユーロ圏と合意は近いとし、残り２０％の隔たりが残っているとの認識を示した。

同当局者は匿名で、ギリシャは多くの譲歩をしておりユーロ圏側も柔軟に対応すべきとし、「隔たりのうち５分の４は埋まった。残りは５分の１だ」と指摘した。

ギリシャは２０日の合意を望んでいるが、ユーログループの圧力で後退することはないと述べた。