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寄り付きの日経平均は反発、昨年来高値を更新
2月16日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発。昨年12月8日の高値1万8030円83銭を上回り、取引時間中としては2007年7月20日以来、7年7カ月ぶりの高値水準となっている。都内で1月撮影(2015年 ロイター/Issei Kato)
[東京 16日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発。昨年12月8日の高値1万8030円83銭を上回り、取引時間中としては2007年7月20日以来、7年7カ月ぶりの高値水準となっている。ギリシャ不安の後退などで前週末の欧米株が上昇。リスク選好の地合いが日本株にも波及した。海運、鉱業が高く、保険、銀行もしっかり。
寄り前発表された2014年10─12月期実質国内総生産(GDP)1次速報は実質が年率換算プラス2.2%で、市場予想(ロイターがまとめた民間調査機関の予測では年率プラス3.7%)を下回ったが、相場への影響は限定的だった。日経平均は前週末のシカゴ日経平均先物3月限(円建て)清算値1万8055円にほぼサヤ寄せする動きとなっている。
寄り付き 前営業日比
日経平均<.N225> 18024.01 +110.65
日経平均先物中心限月<2JNIc1> 18010 +50
(河口浩一)