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欧州株反落、ギリシャ先行きを懸念

2015年02月12日(木)04時10分

 2月11日、欧州株式市場は反落して取引を終えた。写真はロンドンのディーリングルームで2011年12月撮影(2015年 ロイター/Finbarr O'Reilly)

[ロンドン/パリ 11日 ロイター] - 11日の欧州株式市場は反落して取引を終えた。ギリシャの先行き懸念が重しとなったほか、イタリア金融大手ウニクレディトの決算内容が嫌気され、銀行株が売られた。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は4.70ポイント(0.32%)安の1483.69で取引を終えた。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は8.99(0.27%)安の3374.14で引けた。

ギリシャのバルファキス財務相はこの日、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)に対し、支援プログラムの終了を要請する予定。ギリシャ・ナショナル銀行(NBG)は9.1%、ピレウス銀行は3.2%下落した。同国の主要株価指数<.ATG>は4.02%低下した。

ウニクレディトは3.5%の下落だった。通期の利益目標は達成したものの、自己資本がやや減ったことが嫌気された。

一方、ノルウェーの肥料大手ヤラ・インターナショナルは、昨年第4・四半期の利益が市場予想を上回ったほか、増配を発表したことが好感され、株価が5.1%上昇した。

ロイター
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