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コンゴ民主共和国、大統領選の結果発表を延期

2019年01月07日(月)12時47分

[キンシャサ 5日 ロイター] - アフリカ中部コンゴ民主共和国の選挙管理委員長は、12月30日に実施した大統領選について、6日に予定されていた暫定結果発表を延期すると表明した。

委員長はロイターに対し、5日時点で集計票の47%しか受け取っていないと説明。集計がいつ終わるかは分からないとした。

大統領選はカビラ大統領が後継者に指名したラマザニ前副首相兼内務・治安相のほか、野党からは元石油会社幹部のファユル氏や最大野党党首のチセケディ氏が出馬した。与野党ともに自党の候補者が勝利したと宣言している。

今回の大統領選は、同国が1960年にベルギーから独立して以来初めて、民主的な政権移行が実現すると期待されていた。ただ、不正行為を指摘する声も出ている。

選挙の混乱や結果発表延期によって2006年と11年の選挙後と同様に暴動が起きる可能性があるとの懸念があるなか、国連安全保障理事会は4日に会合を開き、対応策を協議した。ただ、ロイターが閲覧した内部報告書によると、合意は得られなかった。

ロイター
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