コラム
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

茜 灯里

作家・科学ジャーナリスト/博士(理学)・獣医師。東京生まれ。東京大学理学部地球惑星物理学科、同農学部獣医学専修卒業、東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。朝日新聞記者、大学教員などを経て第 24 回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞。小説に『馬疫』(2021 年、光文社)、ノンフィクションに『地球にじいろ図鑑』(2023年、化学同人)、ニューズウィーク日本版ウェブの本連載をまとめた『ビジネス教養としての最新科学トピックス』(2023年、集英社インターナショナル)がある。分担執筆に『ニュートリノ』(2003 年、東京大学出版会)、『科学ジャーナリストの手法』(2007 年、化学同人)など。

サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

ワリエワのドーピング問題をめぐる2つの判断ミスと3つの謎

<昨年12月のドーピング検査で陽性反応を示したことが北京五輪期間中に発覚しながら、競技に出場した15歳のワリエワ選手。禁止薬物の入手や服用に

2022.03.01
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

核融合エネルギー、世界新達成も2050年の実用化は無理?

<核融合エネルギーにはどんな利点があるのか? 実用化のために必要なステップとは?──「地上に太陽をつくる研究」の現在地、今後の課題について解

2022.02.22
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

原木を叩く、浸す、通電する... 民間伝承から生まれた奇妙なシイタケ増産法

<理屈は不明でも効果は確か──刺激を与えて収量を増やすシイタケ栽培は科学技術の先を行く?> 2月初めに、大分県農林水産研究指導センターは「シ

2022.02.15
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

人類滅亡まであと100秒... 科学的根拠のない「世界終末時計」に価値はあるのか

<毎年発表される「人類の残り時間」──進んだり戻ったりするこの数字はどこから来ている? 創設背景と今日の問題点を考察する> アメリカの学術誌

2022.02.08
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

世界最大で最も珍しい「謎」のカットダイヤモンドが競売にかけられる

<555.55カラットの黒ダイヤ「エニグマ」が、「宝石以上の存在」と言われる理由とは?> 国際競売会社のサザビーズは、2月3~9日に世界最大

2022.02.01
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

ブタからヒトへの心臓移植に見る「異種臓器移植」の可能性

<チンパンジーでもヒヒでも羊でもなく、どうしてブタなのか? ヒトに対する異種臓器移植の歴史を辿り、実用化することの利益とリスクについて考える

2022.01.25
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

慣れない雪道、どう歩く? 3ステップで防ぐ転倒事故

<雪道で特に滑りやすい場所は? 正しい転び方は? 科学ジャーナリストの茜灯里が、運動生理学的な知見に基づいた雪道の歩き方を解説する> 今年は

2022.01.18
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

未来予想図の答え合わせ 100年前、50年前、そして50年後はどんな世界に?

<100年前、50年前の知識人たちが予想した2020年像はどのくらい実現しているのか? また、今日の専門家が描く2070年の世界の姿とは?>

2022.01.11
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

ネコはイヌより薄情? 2021年にわかった、ニャンとも言えない習性

<イヌが飼い主に不親切な人を嫌うのに対し、ネコは平気でおやつをもらう──2021年に話題になった、ネコの習性にまつわるユニークな研究を紹介す

2021.12.28
サイエンス・ナビゲーター 茜 灯里

イヌ好きならぜひとも知っておきたい、イヌにまつわるワンダフルな研究

<イヌのほうがヒトより左利き率が高い? 飼い主が他のイヌを可愛がると嫉妬する? 「1万年来の友」でありながら、いまだ謎の尽きないイヌについて

2021.12.21
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特集:引きこもるアメリカ
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トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

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