ベトナムと日本人
オミクロン感染者が多いベトナムハノイで3回目のワクチンを接種!
3月11日、ベトナムで3回目のワクチン接種を済ませました。
在ベトナム日本国大使館が邦人用に準備したワクチン接種の機会があったんですが、筆者はタイミングを逃し接種出来ず。
そのかわりに、地元のベトナムの人々が接種しているモデルナのワクチン接種会が近所で開かれていると、アパート住人のZALO(ベトナムのメッセンジャーアプリ)グループに告知があったので、行ってみました。
ベトナム現地の接種会は2度目ですが、3回目のワクチン接種の様子はどうなのか?楽しみです!
ベトナムのオミクロン状況
現時点(2022.3.31)ベトナムの新型コロナ感染者はめちゃめちゃ多いです。
本日発表された一日の感染者数は9万2千人です。
今年に入ってからオミクロン株の感染者が急激に増えています。
新型コロナの総合計数でいえば、ベトナムは現時点9,472,254人で世界第12位。
ちなみに日本は6,504,873人で世界16位。韓国は13,095,631人で世界10位(参考)。
私の教えている中学・高校でもクラスの半数は感染しています。
しかし学校で感染が広がると言うより、家庭内感染が多く、また会社内での感染も多いようです。
私の日本人・ベトナム人の友人共にほぼ感染しています。
でも重症化しにくいオミクロン株の感染だから、皆共通に深刻さがありません。
デルタ株の感染拡大時は社会隔離をしてとても厳格な態度のベトナム政府でしたが、ワクチン接種が広がり、
しかし、オミクロン株が重症化しにくいという理由もあり、マスク着用しなければいけませんが、レストランや路上食堂、
映画館も営業許可が出て、3月15日には外国人の観光のビザなし入国も許可され、
感染者は多くとも街にコロナ前と同じ賑わいが戻り始めています。
私は現時点でまだ感染はしていませんが、対面授業が増えてきたので私が感染するのも時間の問題かもしれません。
接種会場の様子
1回目のワクチン接種もアパートの近所の会場で接種をしたんですが、
近所でも今回は別の会場です。公民館的な場所が接種会場になっていました。
ベトナムにも公民館のようなところがあるんだなぁ。
接種会場へ大家さんが送ってくれたマップをもとにバイクで向かいます。
会場に行ったけど、まだ門にかぎがかかって入れない。
会場の公民館?の隣が病院でおそらくここの看護師さん達が来るのだろうと予想して聞いてみると、もう少し待ってねとのこと。時間を見ると確かに開始から10分前くらいでした。日本人はつい早く来てしまいます。
開始時間になると、病院から看護師さん達が数名出てきて公民館のカギを開けます。
看護師さん達が、接種会場のカギを開け入って行きます。(筆者撮影)
ここは公民館といっても、管理者が常駐しいつでも利用できるわけじゃなく、使うときだけ開ける仕組みらしい。
接種会場に入る人々。外国人は筆者だけ。(筆者撮影)
公民館の門には「明けましておめでとう」の文字が。旧正月は2月で終わったんだが。これもベトナム流!(筆者撮影)
接種申し込み用紙に名前・住所や、現在の体調、前回の接種情報を記入する。
(筆者撮影)
記入すると係の人に渡し、順番を待ちます。
(筆者撮影)
接種に集まった人は少なく、最初は30名ほど。
事前の体温や血圧測定、PCR検査もありません。
3回目は1回目・2回目に比べかなり気軽に接種できるようになってます。
しかし、この気軽さはこの会場だけでしょうか!??
友人から聞いた話では、しっかりとワクチン接種前にPCR検査をする会場もあるそうです。
発表会が出来るような部屋の舞台に上り、ワクチンを接種。
(筆者撮影)
(筆者撮影)
終わると二階に上がり接種証明書をもらいます。
(筆者撮影)
接種証明書をもうらうまで座って待ち、数分後に証明書をもらったんですが、
なんとその証明書をくれた人はアパートの大家さんの親戚で、
アパートの近所に住んでいます。
まさかの知り合いで驚いた!爆笑する彼女の笑顔が良い。(筆者撮影)
彼女は大家さんの結婚式にも来ていたので時々話していました。
ベトナムの世間も狭いね~。
そして彼女から無事接種証明書を受け取りました。
(筆者撮影)
ワクチン接種は3回目ですが、なぜか1回目の枠に接種印が押されてる。。。。 その辺イージーなベトナム。
これでオミクロン株に感染しないかな?
新型コロナについての記事より、これからはベトナム社会が盛り上がっていく様子だけを記事にしていきたいものです。
著者プロフィール
- ヨシヒロミウラ
ベトナムハノイ市在住。北海道江別市出身。武蔵大学経済学部経営学科卒業。2017年に国際交流基金日本語パートナーズとしてハノイに派遣。ベトナムの人々と社会に魅了されベトナム定住。現在進行形のベトナム事情を執筆。ベトナム情報ブログ「ベトナムの日本人」と北海道江別市の情報サイト「江別市民ニュース」も運営。ベトナムハノイ市の日本食ネットスーパー「アクルヒハノイネットスーパー」応援係。えべつ観光特使として北海道江別市の納豆をベトナムへ輸出コーディネイト。ベトナムと日本・北海道を繋げる。ツイッター @yoshihiro_x