最新記事
SNS

犬は「異変」を予知していた? 住宅を破壊した「突風」映像...直前にペットが見せた行動に注目集まる

Cam Captures Family 'Barely' Escape Dust Devil That Wrecks Yard in Seconds

2024年11月10日(日)07時05分
レイチェル・オコナー
ラスベガスの民家を襲うダストデビル

写真はイメージです Nitiphonphat/Shutterstock

<米ラスベガスで、ダストデビル(塵旋風)が民家を襲う瞬間を防犯カメラが撮影。映像に映るこの家の住人は、迫る危機に気付かないままの様子だった>

米ネバダ州ラスベガスの住宅に付けられていた防犯カメラが、強烈なダストデビル(塵旋風、じんせんぷう)が吹く瞬間を捉えていた。映像には、この家の住人と造園業者が間一髪で難を逃れる瞬間が収められていたのだが、映像を見た人たちからはダストデビル直前にペットの犬が見せていた様子にも注目が集まった。

■【動画】「犬だけは異変を察している?」 強力な「砂嵐」が住宅を破壊する瞬間が話題「クレイジーなビデオ」

ラスベガスに住むヴァレリー・パブロフさん(28)は当時、自宅の庭の改築について造園業者と話しをしていた。そして、家の中に入った直後、ダストデビルに庭をめちゃくちゃにされてしまった。

気象現象の1つであるダストデビルは、地表付近の温度が上がることで上昇気流が発生し、旋風となって地面の砂やちりを巻き上げる。見た目は竜巻に似ているが、竜巻よりも小さく、威力は弱い。

ダストデビルは平均で高さ300メートルほどまで達し、風速は約100キロにもなるが、通常は短時間で消滅する。しかし、破壊的であることに変わりはない。

今回の映像は、数週間前にパブロフさんの自宅のインターホンのカメラが捉えたものだ。パブロフさんはその衝撃的な映像を、11月3日にTikTokに投稿した。

パブロフさんは「子供の頃、ダストデビルをよく見たが、たいていは街中の広い空き地だった。家の近くで経験したのは初めてだった」と本誌に語った。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

印財閥アダニ、会長ら起訴で新たな危機 モディ政権に

ワールド

ロシアがICBM発射、ウクライナ空軍が発表 被害状

ビジネス

アングル:中国本土株の投機買い過熱化、外国投資家も

ビジネス

スターバックス、中国事業の戦略的提携を模索
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:超解説 トランプ2.0
特集:超解説 トランプ2.0
2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り捨てる」しかない理由
  • 2
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱が抜け落ちたサービスの行く末は?
  • 3
    「ワークライフバランス不要論」で炎上...若手起業家、9時〜23時勤務を当然と語り批判殺到
  • 4
    習近平を側近がカメラから守った瞬間──英スターマー…
  • 5
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 6
    元幼稚園教諭の女性兵士がロシアの巡航ミサイル「Kh-…
  • 7
    若者を追い込む少子化社会、日本・韓国で強まる閉塞感
  • 8
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」…
  • 9
    クリミアでロシア黒海艦隊の司令官が「爆殺」、運転…
  • 10
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国」...写真を発見した孫が「衝撃を受けた」理由とは?
  • 4
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 5
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 6
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
  • 7
    アインシュタイン理論にズレ? 宇宙膨張が示す新たな…
  • 8
    建物に突き刺さり大爆発...「ロシア軍の自爆型ドロー…
  • 9
    沖縄ではマーガリンを「バター」と呼び、味噌汁はも…
  • 10
    クルスク州の戦場はロシア兵の「肉挽き機」に...ロシ…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 4
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 5
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 6
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶり…
  • 7
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 8
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 9
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 10
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中