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エルサレムイスラエル首相、米エルサレム首都認定は「現実の認識で和平を可能に」
12月11日、イスラエルのネタニヤフ首相は、米国がエルサレムをイスラエルの首都と認めたことについて「和平を可能にする」と評価し、多くの欧州諸国が米国に追随するとの考えを示した。ブリュッセルで撮影(2017年 ロイター/Francois Lenoir)
イスラエルのネタニヤフ首相は11日、米国がエルサレムをイスラエルの首都と認めたことについて「和平を可能にする」と評価し、多くの欧州諸国が米国に追随するとの考えを示した。
ネタニヤフ首相は、ブリュッセルの欧州連合(EU)本部でのEU外相との会談を前に記者団に対して、エルサレムの首都認定について「和平を可能にする。なぜなら、現実を認識することは和平の本質であり、和平の根幹だからだ」と説明。「米政権による新たな和平提案を前進させる取り組みがある。和平実現にチャンスを与えるべきだ。提示されたものに目を向け、この和平を進展させることができるかをみるべきだ」と主張した。
その上で、全ての、もしくは大半の欧州諸国がエルサレムをイスラエルの首都と認定し、大使館をエルサレムに移すだろうと語った。
一方、モゲリーニEU外交安全保障上級代表は、エルサレムに関する国際的な合意を引き続き尊重すると述べた。
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