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米中関係中国、米国産大豆の輸入拡大に合意へ トランプ訪中に合わせ
11月7日、米産業筋が明らかにしたところによると、今週のトランプ米大統領訪中に合わせ、中国側は米国産大豆の輸入拡大に合意する見通しだ。写真は米イリノイ州の大豆畑。2014年9月撮影(2017年 ロイター/Jim Young)
米産業筋が明らかにしたところによると、今週のトランプ米大統領訪中に合わせ、中国側は米国産大豆の輸入拡大に合意する見通しだ。世界の二大経済国である米中間の緊張が高まる一方、農産物貿易の重要性を示すものだ。
中国は世界1位の大豆輸入国であり、米国は中国の供給元としては2番目。
米大豆輸出協会の北アジア地区代表、ポール・バーク氏はロイターの電話取材に対し、中国は今後一定量の米国産大豆を輸入することで、同協会と基本合意書を取り交わす予定だと明かした。ただ、契約量については具体的な言及を避けた。
トランプ大統領と習近平中国国家主席との会談に合わせて、調印式が予定されている。
関係者によると、中国側は米国産牛肉、大麦、チーズなど乳製品の輸入拡大についても合意する方針だという。
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