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金融政策トランプ、FRB次期議長にパウエル理事を指名
11月2日、トランプ米大統領は、FRBの次期議長にジェローム・パウエルFRB理事を指名すると発表した(2017年 ロイター/Carlos Barria)
トランプ米大統領は2日、米連邦準備理事会(FRB)の次期議長にジェローム・パウエルFRB理事を指名すると発表した。現職のイエレン議長は任期満了を迎える来年2月に1期4年で退任する見通し。
パウエル氏は2012年以降、理事を務め、中道穏健派として知られる。
トランプ氏はパウエル氏について、健全な金融政策運営において合意を形成できる人物で、知恵や指導力があると評価した。
ホワイトハウスの当局者は、トランプ氏がパウエル氏との面談の際、中銀の独立性の観点から金利の方向性などには触れず、過去の経歴やFRBでの経験、自身との相性などで決めたとした。
イエレン氏は円滑な引き継ぎに向け、パウエル氏に協力するとのコメントを発表した。
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