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ウクライナ反ロシア「義勇軍」夫婦、ウクライナで銃撃受け妻が死亡
10月30日、ウクライナ首都キエフ郊外でロシアのプーチン大統領暗殺未遂に関与したとされるチェチェン人と、そのウクライナ人妻を乗せた車両が銃撃を受け、妻が死亡した。写真は事件現場付近で警戒にあたる警察官(2017年 ロイター/Valentyn Ogirenko)
ウクライナ首都キエフ郊外で30日、ロシアのプーチン大統領暗殺未遂に関与したとされるチェチェン人と、そのウクライナ人妻を乗せた車両が銃撃を受け、妻が死亡した。ウクライナ内務省が明らかにした。
同省によると、夫のアダム・オスマエフさんと妻のアミーナ・オクエバさんを乗せた車は、キエフ郊外の踏切付近で、草むらに潜んでいた何者かの銃撃を受けた。
2人は、ウクライナ東部で親ロシア派武装勢力との戦闘に参加する義勇兵として、同国では有名な夫婦。
ロシア当局は、オスマエフさんが2012年にイスラム過激派が起こした爆弾を使ったプーチン大統領暗殺未遂に関与していたとしている。
オスマエフさんが命を狙われたのは今年6月に続いて2度目。1度目は銃撃を受けたものの、妻のオクエバさんが発砲し、銃撃犯を撃退していた。
首都キエフでは26日にもバイクに仕掛けられた爆弾が爆発し、野党議員を含む5人が死傷する事件が起きたばかりだった。銃撃事件で死亡したオクエバさんはかつて、この野党議員の相談役を務めていた。
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