最新記事

極右

オーストリア国民党のクルツ党首、極右・自由党と連立協議へ

2017年10月24日（火）20時27分

１０月２４日、先週のオーストリア下院選挙で第１党に躍進した中道右派・国民党のクルツ党首は、極右・自由党と連立協議を行う方針を示した。ウィーンで撮影（２０１７年　ロイター/Leonhard Foeger）

先週のオーストリア下院選挙で第１党に躍進した中道右派・国民党のクルツ党首は２４日、極右・自由党と連立協議を行う方針を示した。両党は難民の流入阻止を主張している。

国民党の得票率は３１．５％で、安定政権を樹立するには、社民党か自由党との連立が必要になる。

クルツ党首は会見で「自由党に連立協議への参加を呼びかけることを決めた」と発言。連立協議が決裂した場合、少数与党も「良い次善の策」だと述べた。

自由党は１９５０年代に元ナチス党幹部が立ち上げた政党で、一部の欧州指導者からは懸念の声も出ている。

［ウィーン　２４日　ロイター］


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2017トムソンロイター・ジャパン（株）記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米1月フィラデルフィア連銀業況指数が改善、4年半ぶ
2025.01.17

ビジネス

米新規失業保険申請は1.4万件増の21.7万件、予
2025.01.17

ビジネス

米小売売上高、12月は0.4％増
2025.01.16

ワールド

停戦合意後のガザ攻撃で71人死亡、イスラエルはハマ
2025.01.16
ニュース速報一覧
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集：トランプ新政権ガイド
特集：トランプ新政権ガイド
2025年1月21日号（1/15発売）

１月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響は？

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ドラマ「海に眠るダイヤモンド」で再注目...軍艦島の超過密空間のリアル「島の社交場」として重宝された場所は？
  • 2
    轟音に次ぐ轟音...ロシア国内の化学工場を夜間に襲うウクライナの猛攻シーン　「ATACMSを使用」と情報筋
  • 3
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 4
    韓国ユン大統領､逮捕直前に気にしていたのは意外にも…
  • 5
    トランプの「領土奪取」は暴論にあらず。グリーンラ…
  • 6
    ロス山火事で崩壊の危機、どうなるアメリカの火災保険
  • 7
    韓国の与党も野党も「法の支配」と民主主義を軽視し…
  • 8
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は？...和田秀…
  • 9
    中国自動車、ガソリン車は大幅減なのにEV販売は4割増…
  • 10
    天然ガス最大手ガスプロムは収益半減、「影の船団」…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は？...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    ロシア兵を「射殺」...相次ぐ北朝鮮兵の誤射　退却も阻まれ「弾除け」たちの不満が爆発か
  • 4
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 5
    睡眠時間60分の差で、脳の老化速度は2倍！ カギは「…
  • 6
    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ･ラブ、メーガン…
  • 7
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 8
    トランプさん、グリーンランドは地図ほど大きくない…
  • 9
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 10
    古代エジプト人の愛した「媚薬」の正体
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは？...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は？...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊…
  • 5
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 8
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中