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住民投票イラク、クルド人自治区に報復強化 銀行へドル供給・外貨送金中止
2017年10月4日(水)17時00分
10月3日、イラク中銀は、クルド人自治区の主要銀行へのドルの供給を中止するとともに、同自治区への外貨送金を禁止した。イラクからの独立の是非を問う住民投票を実施した同自治区への報復を強化した格好。写真はクルディスタン地域独立住民投票を支持するバナーの前を歩くイラク人女性達。あるビールで9月撮影(2017年 ロイター/ALAA AL-MARJANI)
イラク中銀は3日、クルド人自治区の主要銀行へのドルの供給を中止するとともに、同自治区への外貨送金を禁止した。イラクからの独立の是非を問う住民投票を実施した同自治区への報復を強化した格好。銀行関係者や政府筋が明らかにした。
取引に外貨が必要な企業や、ドル建てで給与を受け取っている外国人労働者が、特に打撃を受けるとみられる。
イラク政府当局者は、クルド自治区の銀行が中銀の管理下に入れば、ドル供給の中止を解除するとしている。
イラク政府は、自治区内の空港への国際便の着陸も禁止している。
[バグダッド 3日 ロイター]
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