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朝鮮半島北朝鮮ハッカー、金正恩暗殺作戦含む米韓軍事文書235GBを入手
10月11日、韓国の与党議員は、北朝鮮のハッカーが昨年9月のサイバー攻撃で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長ら指導部の暗殺作戦が盛り込まれた米韓両軍の戦時作戦計画などを含む大量の軍事機密文書を不正入手したと明らかにした。写真はクアラルンプールで3月撮影(2017年 ロイター/Edgar Su)
韓国の与党議員は11日、北朝鮮のハッカーが昨年9月のサイバー攻撃で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長ら指導部の暗殺作戦が盛り込まれた米韓両軍の戦時作戦計画などを含む大量の軍事機密文書を不正入手したと明らかにした。
与党「共に民主党」の李哲熙(イ・チョルヒ)議員はラジオ番組で、国防当局者から得た情報として、235ギガバイトの軍事文書が国防統合データセンター(DIDC)から流出したと話した。
北朝鮮はサイバー攻撃への関与を否定しており、韓国政府による「でっち上げ」だと主張している。
李議員によると、流出したデータの8割については、まだ内容が明らかになっていないが、最高機密指定の情報ではないため、韓国軍を危険にさらしたとはみられていないという。
李氏によると、流出したデータには指導部の移動状況の把握や隠れ場所の封鎖の方法、空からの攻撃など、暗殺前の段階について記されている文書が含まれている。