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テロシリア首都で自動車に乗った男が自爆、20人死亡 犯行声明なし
7月2日、シリア外務省によると、首都ダマスカスで自動車に仕掛けられた爆弾が爆発し、20人が死亡、多数の負傷者が出た。ダマスカスでの爆弾攻撃は、自爆攻撃が相次いだ3月以来となる(2017年 ロイター/Firas Makdesi)
シリア外務省によると、首都ダマスカスで2日、自動車に仕掛けられた爆弾が爆発し、20人が死亡、多数の負傷者が出た。ダマスカスでの爆弾攻撃は、自爆攻撃が相次いだ3月以来となる。
当局によると、爆弾は自動車3台に仕掛けられていたが、爆発したのは1台だけで、他の2台は治安部隊が破壊した。
現時点で犯行声明は出されていない。
国営メディアは、治安部隊が男の乗った車両を追跡し、取り囲んだところ、男が車の爆弾を爆発させたと伝えた。
ダマスカス近郊では3月11日と15日にそれぞれ2カ所で自爆攻撃が発生。15日の攻撃は過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を発表。11日の攻撃は、国際テロ組織アルカイダ系の「シリア征服戦線」(旧ヌスラ戦線)などが参加する過激派組織が犯行声明を出した。