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テロパリでハンマー男が警官襲うテロ 犯行時「シリアのため」と叫ぶ
6月6日、パリのノートルダム大聖堂付近で、ハンマーを持った男が警官に襲いかかった。写真は現場付近を警戒する警察官ら。同日撮影(2017年 ロイター/Philippe Wojazer)
パリ中心部のノートルダム大聖堂付近で6日、ハンマーを持った男が警官に襲いかかり、警官が負傷した。その後別の警官らが男に向かって発砲し、男も負傷した。検察当局はテロの可能性も視野に捜査を開始した。
コロン内相は、男がアルジェリアの学生証を携行し、犯行時に「シリアのためだ」と叫んでいたと明らかにした。また初期段階の捜査では単独での犯行とみられるとした。
大聖堂はパリ有数の観光名所で、事件当時も多くの観光客が訪れていた。パリ教区の広報担当者はBFMテレビに対し、警察が現場周辺を警備するなか、のべ900人が大聖堂内に閉じ込められたと述べた。