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イラクバグダッドと周辺でISISによる連続自爆攻撃、35人死亡
5月30日、イラクの首都バグダッドと近郊の町で、自動車爆弾を使った攻撃2件と、自爆攻撃が1件相次ぎ、少なくとも35人が死亡し、100人が負傷した(2017年 ロイター/Khalid al-Mousily)
イラクの首都バグダッドと近郊の町で、自動車爆弾を使った攻撃2件と、自爆攻撃が1件相次ぎ、少なくとも35人が死亡し、100人が負傷した。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。
1件目は30日午前0時過ぎ、バグダッド市内のアイスクリーム店の近くで自動車爆弾が爆発し、少なくとも13人が死亡し40人が負傷した。
その数時間後、政府庁舎付近で自動車爆弾が爆発し、10人が死亡し44人以上が負傷した。
30日夕には、バグダッド西方の町で、街中に設けられた軍検問所で男が自爆攻撃を実行し、軍人7人を含む12人が死亡、24人以上が負傷した。
1件目の爆発は深夜に発生したが、イスラム教の断食月ラマダンを迎えているバグダッドでは、飲食は夜間のみ許されているため、翌日の断食に備える人々でにぎわっていたという。