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戒厳令下のミンダナオ島、IS系武装勢力に外国人

2017年5月26日(金)15時30分

5月26日、フィリピンのカリダ訟務長官は、戒厳令が布告されたミンダナオ島でフィリピン軍と交戦している過激派組織「イスラム国」(IS)系武装勢力の中にインドネシア人やマレーシア人の外国人がいたと明らかにした。写真はマラウィ市を行進する政府軍。25日撮影(2017年 ロイター/Romeo Ranoco)

フィリピンのカリダ訟務長官は26日、戒厳令が布告されたミンダナオ島でフィリピン軍と交戦している過激派組織「イスラム国」(IS)系武装勢力の中にインドネシア人やマレーシア人の外国人がいたと明らかにした。

軍が「マウテグループ」と呼ばれるIS系武装勢力の掃討作戦を実施しているマラウィ市で、25日に殺害した6人の中にマレーシア人とインドネシア人が含まれていた。同市ではこれまでにフィリピン軍側が11人、武装勢力側が31人死亡している。

カリダ訟務長官は記者会見で「マウテグループは以前、地元のテロリスト集団に過ぎなかったが、今はISIS(イスラム国)のイデオロギーに加わった」と指摘した。

フィリピンのドゥテルテ大統領は23日、IS系武装勢力の脅威を抑えるためミンダナオ島に戒厳令を布告した。

[ダバオ市(フィリピン) 26日 ロイター]


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