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密告北京市、外国人スパイ取り締まり強化へ 情報提供に報奨金
2017年4月10日(月)17時57分
4月10日、中国の北京市の国家安全局は、外国人スパイに対する取り締まりを強化し、スパイとみられる人物を通報した市民に1万─50万元(1500─7万3000ドル)の報奨金を与えると発表した。写真は北京で1月撮影(2017年 ロイター)
中国の北京市の国家安全局は10日、外国人スパイに対する取り締まりを強化し、スパイとみられる人物を通報した市民に1万─50万元(1500─7万3000ドル)の報奨金を与えると発表した。国営メディアの北京日報が報じた。
同紙は、外国人スパイを防ぐために「緊急に」必要とされる新たな対策は、中国の改革や世界への開放の不幸な副作用とした上で、「外国の情報機関やその他の敵対勢力は、潜入や分断、破壊活動を通して我が国を妨害し、機密情報を盗んでいる」と述べた。
同紙によると、中国の国益を損ねる目的で国営機関の職員に協力したり、背信行為をけしかけたり、国家機密を入手しようする行為などが、報告すべきスパイ行為だという。
[北京 10日 ロイター]
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