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少数民族ミャンマー、ロヒンギャ423人を拘束 13人は10歳前後の子供
3月17日、ミャンマー西部ラカイン州で10月9日以降、武装勢力に協力したとしてイスラム教徒少数民族ロヒンギャ423人が拘束され、うち13人は10歳程度の子どもであることがわかった。写真は同州都シットウェの魚市場に集まるロヒンギャの男性。2日撮影(2017年 ロイター/Soe Zeya Tun)
ミャンマー西部ラカイン州で10月9日以降、武装勢力に協力したとしてイスラム教徒少数民族ロヒンギャ423人が拘束され、うち13人は10歳程度の子どもであることがわかった。ロイターが3月7日付の警察文書を入手した。
ラカイン州では、10月に武装集団が国境検問所3カ所を襲撃する事件が発生して以来、治安機関が掃討作戦を展開している。
警察によると、子どもたちは成人の容疑者とは違う場所で拘束されている。武装勢力に協力していたと告白した子どももいるという。
政府の報道官は、掃討作戦で子供たちが身柄を拘束されたことは認めたが、当局は法律を順守していると主張。現在拘束されていると報告を受けている子どもは5人だけだと述べた。
文書によると、拘束された423人はすべては男性の名前。平均年齢は34歳で、最年少は10歳、最年長は75歳。1人にはバツ印が付けられ「死亡」と書かれていた。