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ドイツドイツSPD首相候補シュルツ氏、支持率でメルケル首相上回る
2月17日、今年9月に連邦議会選挙を控えるドイツの世論調査によると、中道左派、社会民主党(SPD)の首相候補であるシュルツ欧州議会前議長(写真)の支持率が、メルケル首相の支持率を上回った。1月撮影(2017年 ロイターFabrizio Bensch)
今年9月に連邦議会選挙を控えるドイツの世論調査によると、中道左派、社会民主党(SPD)の首相候補であるシュルツ欧州議会前議長の支持率が、メルケル首相の支持率を上回った。
調査会社Forschungsgruppe WahlenがZDFテレビの委託で行った世論調査によると、シュルツ氏が首相として望ましいとの回答は49%、メルケル首相の続投が望ましいとの回答は38%だった。
1月末時点の同調査では、メルケル氏44%、シュルツ氏40%だった。
シュルツ氏の支持率は、今月公表された別の世論調査でも、メルケル氏を上回っている。
政党別では、SPDの支持率が6ポイント上昇の30%。メルケル首相率いる保守のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の支持率は2ポイント低下の34%だった。
移民受け入れに反対する右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の支持率は10%で、前回から1ポイント低下。緑の党は9%、左派党は7%、自由民主党は6%だった。
調査は今月14─16日にかけて有権者1231人を対象に実施した。