最新記事

北朝鮮

金正男暗殺事件でマレーシア警察が女1人拘束 外国人数人を捜索

2017年2月15日(水)20時42分

2月15日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がマレーシアで死亡した事件に関連し、マレーシア当局がミャンマー出身の女の身柄を拘束したことが明らかになった。国営ベルナマ通信が伝えた。写真はソウル市内の駅で14日撮影。提供写真(2017年 ロイター/Lim Se-young/News1)

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がマレーシアで死亡した事件に関連して、マレーシア警察はベトナムの渡航文書を持った女性を拘束、このほか数人の外国人容疑者を捜索していることを明らかにした。

警察の声明によると、監視カメラに映っていた女性を発見、1人でいるところを拘束した。所持していた文書ではナムディン出身の1998年5月生まれのベトナム人となっている。

捜索している外国人の国籍や性別は明らかにされていない。

国営ベルナマ通信はこれに先立ち、ミャンマー出身の女を拘束したと伝えていた。

韓国の議員によれば、同国の情報当局は正男氏が北朝鮮の女性工作員2人によって暗殺されたとみている。

[クアラルンプール 15日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

FRB利下げ、6月再開との観測高まる CPI伸び鈍

ワールド

米の鉄鋼・アルミ関税、国内生産強化されるまで継続=

ワールド

米、12日にロシアと接触へ ウクライナ停戦案巡り=

ワールド

米ブラックストーン、トランプ大統領の通商政策支持
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本人が知らない 世界の考古学ニュース33
特集:日本人が知らない 世界の考古学ニュース33
2025年3月18日号(3/11発売)

3Dマッピング、レーダー探査......新しい技術が人類の深部を見せてくれる時代が来た

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦している市場」とは
  • 2
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「腸の不調」の原因とは?
  • 3
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は中国、2位はメキシコ、意外な3位は?
  • 4
    株価下落、政権幹部不和......いきなり吹き始めたト…
  • 5
    【クイズ】ウランよりも安全...次世代原子炉に期待の…
  • 6
    トランプ第2期政権は支離滅裂で同盟国に無礼で中国の…
  • 7
    113年間、科学者とネコ好きを悩ませた「茶トラ猫の謎…
  • 8
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 9
    SF映画みたいだけど「大迷惑」...スペースXの宇宙船…
  • 10
    「トランプの資産も安全ではない」トランプが所有す…
  • 1
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやステータスではなく「負債」?
  • 2
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦している市場」とは
  • 3
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は中国、2位はメキシコ、意外な3位は?
  • 4
    メーガン妃が「菓子袋を詰め替える」衝撃映像が話題…
  • 5
    うなり声をあげ、牙をむいて威嚇する犬...その「相手…
  • 6
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアで…
  • 7
    「これがロシア人への復讐だ...」ウクライナ軍がHIMA…
  • 8
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」…
  • 9
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「…
  • 10
    「コメが消えた」の大間違い...「買い占め」ではない…
  • 1
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 4
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 7
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 8
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 9
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 10
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中