最新記事

米中関係

「トランプ次期政権、親中派の駐中大使起用は前向きなサイン」新華社

2016年12月9日(金)10時55分

12月8日、トランプ次期米大統領がブランスタド・アイオワ州知事(写真中央)を駐中国大使に指名する意向を示したことについて、新華社は8日、両国関係にとって前向きなサイン、と報じた。ニューヨークで6日撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)

 トランプ次期米大統領がブランスタド・アイオワ州知事を駐中国大使に指名する意向を示したことについて、新華社は8日、両国関係にとって前向きなサイン、と報じた。

 同時に、ブランスタド氏は中国との対立を望まないとした以前の発言を守らなければならない、とも釘を刺した。

 ブランスタド氏は、中国の習近平国家主席と親交があるとされ、中国国内では同氏を「旧友」と呼び、大使起用を歓迎するムードが強い。

 新華社は、次期米政権が中国との「対立ではなく、協力強化や貿易促進につながることを期待している」とするブランスタド氏のコメントを紹介。「同氏の中国に関する経験と、中米指導者たちとの友情は、世界で最も重要な2国間関係の発展に寄与することだろう」と論評した。

[北京 8日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

豪中銀の政策見通し、改革法案可決で一段と不透明に

ビジネス

「SNS企業に社会的責任」 16歳未満の利用禁止で

ビジネス

イスラエル、停戦で持続的にリスク低下するかは不明=

ワールド

英首相、移民流入を制度改革で削減すると表明
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:老けない食べ方の科学
特集:老けない食べ方の科学
2024年12月 3日号(11/26発売)

脳と体の若さを保ち、健康寿命を延ばす──最新研究に学ぶ「最強の食事法」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「時間制限食(TRE)」で脂肪はラクに落ちる...血糖値改善の可能性も【最新研究】
  • 2
    エスカレートする核トーク、米主要都市に落ちた場合の被害規模は想像を絶する
  • 3
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 4
    リュックサックが更年期に大きな効果あり...軍隊式ト…
  • 5
    ペットの犬がヒョウに襲われ...監視カメラが記録した…
  • 6
    「このまま全員死ぬんだ...」巨大な部品が外されたま…
  • 7
    バルト海の海底ケーブル切断は中国船の破壊工作か
  • 8
    トランプを勝たせたアメリカは馬鹿でも人種差別主義…
  • 9
    日本を標的にする「サイバー攻撃者」ランキング 2位…
  • 10
    NewJeansはNewJeansじゃなくなる? 5人と生みの親ミ…
  • 1
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    寿命が5年延びる「運動量」に研究者が言及...40歳からでも間に合う【最新研究】
  • 4
    北朝鮮は、ロシアに派遣した兵士の「生還を望んでい…
  • 5
    「このまま全員死ぬんだ...」巨大な部品が外されたま…
  • 6
    「ダイエット成功」3つの戦略...「食事内容」ではな…
  • 7
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 8
    リュックサックが更年期に大きな効果あり...軍隊式ト…
  • 9
    ロシア西部「弾薬庫」への攻撃で起きたのは、戦争が…
  • 10
    プーチンはもう2週間行方不明!? クレムリン公式「動…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 7
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 8
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 9
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 10
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中