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アメリカ政治トランプ、疑惑の「トランプ大学」めぐる訴訟で和解
2016年11月19日(土)12時32分
トランプ次期米大統領は、自身が創設した不動産セミナー「トランプ大学」で詐欺の容疑が持たれている問題をめぐる訴訟で和解することで合意した。写真はニューヨークで5月撮影(2016年 ロイター/Lucas Jackson)
トランプ次期米大統領は、自身が創設した不動産セミナー「トランプ大学」で詐欺の容疑が持たれている問題をめぐる訴訟で、2500万ドルを支払って和解することで合意した。ニューヨーク(NY)州司法長官が18日、明らかにした。
トランプ大学をめぐっては、トランプ氏が選任した講師が不動産投資の「極意」を教えるとの触れ込みだったものの、高額な授業料を払って何も得るものがなかったとして元受講生がカリフォルニア州で2件の集団訴訟を起こしていたほか、エリック・シュナイダーマンNY州司法長官も訴えていた。
受講生が支払った受講料は最大3万5000ドル。この日の和解は3件すべてに適用されるもので、シュナイダーマン長官は声明で「6000人を超える被害者の勝利となった」と述べた。
トランプ氏はトランプ大学をめぐって自身に非があったと認めていない。同氏から和解についてコメントは得られていない。
[ニューヨーク/サンディエゴ 18日 ロイター]
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