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アメリカ政治トランプ、海外首脳と連絡可能と主張 「政権移行に混乱ない」
11月16日、トランプ次期米大統領は、政権移行チーム内で混乱が生じているとの報道を否定した。写真はニューヨークで9日撮影(2016年 ロイター/Mike Segar)
トランプ次期米大統領は16日、政権移行チーム内で混乱が生じているとの報道を否定した。米紙ニューヨーク・タイムズが外国の首脳はトランプ氏と連絡が取れないと報じたことを受けて、同氏はツイッターで「ロシア、英国、中国、サウジアラビア、日本など多くの指導者から電話を受けた」と反論。
「オーストラリア、ニュージーランド、まだほかにもある。外国の首脳はいつでもわたしに連絡できる」と指摘した。
ニューヨーク・タイムズは15日、米国の同盟国は「トランプ氏と連絡する時間も方法も分からずあわてている」と指摘し、とりあえず同氏が所有するニューヨークのトランプタワーに電話していると報じた。
トランプ氏は「政権移行に関するニューヨーク・タイムズの記事は完全に間違いだ。非常に円滑に進んでいる。多くの外国の要人と話もした」と主張した。記事のどの部分が間違っているかは明らかにしなかった。
トランプ氏が当選後に最初に話した要人は、9日夜に電話したエジプトのシシ大統領とみられる。トランプ氏は「選挙の勝利を祝う最初の国際電話だ」と述べたという。