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テロ対策フランス、テロ襲撃計画の疑いでISISメンバーら7人拘束
11月21日、フランス当局は、武装襲撃計画を阻止し、7人を拘束したと明らかにした。写真はカズヌーブ内相。パリで18日撮影(2016年 ロイター/Jacky Naegelen)
フランス当局は21日、武装襲撃計画を阻止し、7人を拘束したと明らかにした。シリアで過激派組織「イスラム国」(IS)に加わっていた者も含まれるという。
カズヌーブ内相によると、7人は29─37歳でフランス、モロッコ、アフガニスタン国籍。8カ月に及ぶ監視の後、20日に収監されたという。
同相は、「テロ脅威は非常に大きく、あらゆる対策を取っているが、リスクをゼロにすることは不可能」だと述べた。
フランス当局は、シリアやイラクで支配地を守るために戦っているイスラム国が、同地域から帰国してフランスでの攻撃を増やすよう支持者や戦闘員らに呼び掛けるのを危惧している。
情報筋によると、逮捕者の中には、シリアやイラクへの渡航歴がある者が複数名いるほか、ポルトガル政府からの情報により1人の身元が特定されたという。家宅捜索で、拳銃4丁と短機関銃が発見された。
2人は南部マルセイユで、4人は東部ストラスブールで拘束された。ストラスブールの市長によると、襲撃の標的は同市よりもパリ地域とみられるという。カズヌーブ氏は7人の拘束場所や襲撃の標的を明らかにしなかった。