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障がい者シカゴの障がい者団体がウーバーを訴える「車いすでも使えるようにして!」
10月13日、米シカゴを拠点とする身体障がい者の権利団体が、車いすでの乗車に対応した車を配車しないのは、米国障害者法に違反しているとして、米配車サービスのウーバー・テクノロジーズを連邦裁判所に訴えた。写真はフランクフルトで2014年9月撮影(2016年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
米シカゴを拠点とする身体障がいの権利団体が13日、車いすでの乗車に対応した車を配車しないのは、米国障害者法(ADA)に違反しているとして、米配車サービスのウーバー・テクノロジーズ[UBER.UL]を連邦裁判所に訴えた。
ウーバーは今のところ、コメントの求めに応じていない。
原告らは、シカゴで2011年に営業を開始して以来、ウーバーの乗客数は数百万に上るが、車いすで乗車できる車を求める障害者への配車はごくわずかにとどまると指摘。同社の「障がい者へのサービスは、形ばかりで存在しない」として、法律を順守するよう訴えた。
シカゴ市は条例で、20台以上を所有するシカゴのタクシー会社に、車いすで乗車できる車を少なくとも5%保有するよう義務付けている。
ウーバーは5月、車いすでの乗車用に傾斜台やリフトを装備した車の配車サービスや、乗車に支援を必要とする人用のサービスを始めた。
だが、訴状によると、8月にウーバー側がアプリの実演を行った際には、車いすで乗車できる車はシカゴにはないと表示されたという。