最新記事

北朝鮮

「北朝鮮、これまで使われていない第3のトンネルで核実験の準備完了」韓国政府筋

2016年9月12日(月)11時08分

9月12日、北朝鮮は新たな核実験の準備完了した。聨合ニュースが韓国政府筋の話として報じた。ソウルで9日撮影(2016年 ロイター)

 韓国の聨合ニュースは12日、韓国政府筋の話として、9日に5回目の核実験を実施した北朝鮮が、新たな核実験の準備を完了させたと報じた。同筋によると、北朝鮮は核実験場のこれまで使用したことのないトンネルを利用する可能性があるという。

 9日の核実験は、北朝鮮がこれまでに実施した中で最大規模とされ、北朝鮮は弾道ミサイルに核弾頭の搭載する能力を得たと主張していた。

 聨合ニュースによると、韓国政府筋は「これまで使ったことのない第3のトンネルで、核実験をいつでも実施できる準備を整えた兆候がみられる」と語った。豊渓里(プンゲリ)の核実験場での具体的な動きには踏み込まなかった。

 北朝鮮は11日、9日の核実験を受けた同国への制裁強化の動きを「ばかばかしい」と指摘し、引き続き核能力の強化を図ると表明している。

[ソウル 12日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

原油先物は小幅安、米ガソリン在庫が予想外に増加

ワールド

トランプ氏の対カナダ関税、米ガソリン価格押し上げへ

ワールド

米、ウクライナに7.25億ドル相当の武器供与へ 駆

ビジネス

午前の日経平均は反発、米半導体規制への思惑が買い戻
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:老けない食べ方の科学
特集:老けない食べ方の科学
2024年12月 3日号(11/26発売)

脳と体の若さを保ち、健康寿命を延ばす──最新研究に学ぶ「最強の食事法」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 2
    リュックサックが更年期に大きな効果あり...軍隊式トレーニング「ラッキング」とは何か?
  • 3
    黒煙が夜空にとめどなく...ロシアのミサイル工場がウクライナ無人機攻撃の標的に 「巨大な炎」が撮影される
  • 4
    寿命が5年延びる「運動量」に研究者が言及...40歳か…
  • 5
    「健康食材」サーモンがさほど健康的ではない可能性.…
  • 6
    「時間制限食(TRE)」で脂肪はラクに落ちる...血糖…
  • 7
    「健康寿命」を2歳伸ばす...日本生命が7万人の全役員…
  • 8
    バルト海の海底ケーブル切断は中国船の破壊工作か
  • 9
    未婚化・少子化の裏で進行する、「持てる者」と「持…
  • 10
    ウクライナ軍、ロシア領内の兵器庫攻撃に「ATACMSを…
  • 1
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対する中国人と日本人の反応が違う
  • 4
    北朝鮮は、ロシアに派遣した兵士の「生還を望んでい…
  • 5
    寿命が5年延びる「運動量」に研究者が言及...40歳か…
  • 6
    「このまま全員死ぬんだ...」巨大な部品が外されたま…
  • 7
    「ダイエット成功」3つの戦略...「食事内容」ではな…
  • 8
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱…
  • 9
    ロシア西部「弾薬庫」への攻撃で起きたのは、戦争が…
  • 10
    プーチンはもう2週間行方不明!? クレムリン公式「動…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 7
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 8
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 9
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 10
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中