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原油先物4%急伸、米エネルギー情報局統計で在庫予想外の減少受け

2016年9月9日(金)11時03分

 9月8日、米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)の週間統計で、原油在庫が予想外に大きく減ったことを好感し、原油先物相場は約4%急伸した。カリフォルニア州の石油採掘場で2014年10月撮影(2016年 ロイター/Lucy Nicholson/File Photo)

米東部時間8日中盤の原油先物相場は約4%急伸した。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)の週間統計で、原油在庫が予想外に大きく減ったことを好感した。

米東部夏時間午前11時29分(日本時間9日午前0時29分)時点で、北海ブレント原油先物が1.76ドル(3.67%)高の1バレル=49.74ドル。

米原油先物は1.74ドル(3.82%)高の1バレル=47.24ドル。

EIAによると、2日終了週の原油在庫は1450万バレル減少、市場予想は22万5000バレルの増加を見込んでいた。

週間の減少幅では1999年1月以来の大きさとなった。熱帯性低気圧「ハーミーン(Hermine)」の影響で、メキシコ湾岸への輸入が日量248万バレルと、過去最低を記録した。

市場関係者の1人は「今回(の在庫大幅減)は一時的なもので、在庫が多い状況が今後みられるだろう」と話した。

米ガソリン先物も約5%上昇した。EIA統計で、ガソリン在庫の減少幅が420万バレルと、市場予想(17万1000バレル減)を大きく上回ったことを好感した。

*写真を付け、カテゴリーを追加して再送します。



[ニューヨーク 8日 ロイター]


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