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租税回避地

【写真特集】タックスヘイブンの知られざる素顔

2016年8月25日(木)18時00分
Photographs By PAOLO WOODS & GABRIELE GALIMBERTI

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<英領バージン諸島>バージン諸島の財務次官ニール・スミスのオフィス。世界有数の租税回避地であるバージン諸島は人口わずか2万8000人だが、登録している企業数は80万社以上ともいわれる。中国に対する海外直接投資額では、香港に次いで2番目だ


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<ロンドン>会計事務所アーンスト・アンド・ヤングのロンドン本社。同社は08年に米証券大手リーマン・ブラザーズが経営破綻した当時、監査を手掛けていた。同社とプライスウォーターハウスクーパーズ、デロイト、KPMGの「ビッグ4(四大会計事務所)」は租税回避を支える存在として、しばしば非難される


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<ジャージー島>イギリス海峡に浮かぶ英王室属領チャネル諸島のジャージー島は、英NGO「タックス・ジャスティス・ネットワーク」がまとめた15年の金融秘密度指数ランキングで16位。潮の満ち干が激しいことでも有名で、その差は10メートルにもなるという。首都セントヘリアでは、満潮時にできた海水だまりで子供たちが泳いでいる


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<米デラウェア州>会社設立の手続きを監督するデラウェア州の州務副長官リチャード・J・ガイセンバーガー(左)。同州にはアメリカの株式公開企業の半数以上、フォーチュン500社の6割以上が登記上の本社を構える。新規設立も1日に300社以上あり、州政府庁舎は月曜日~木曜日は真夜中まで開庁。手続きは数分で終わるという

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