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人種問題

アメリカで警官が逃走した黒人を射殺、抗議の群衆が店舗やパトカーに放火し暴徒化

2016年8月15日(月)10時24分

 8月14日、米ウィスコンシン州のミルウォーキーで13日、警察官が拳銃を向けてきた黒人の男を射殺したことに抗議する人々が暴徒化し、店舗や警察車両が放火される騒ぎとなった。破壊されたパトカー、ミルウォーキー警察提供写真(2016年 ロイター)

米ウィスコンシン州のミルウォーキーで13日、警察官が拳銃を向けてきた黒人の男を射殺したことを受け、黒人住民が大半を占める同地域で事件に抗議する人々が暴徒化し、店舗や警察車両が放火される騒ぎとなった。

警察によると、男は職務質問のため停止させられた車から銃を持って逃走し、その後警官に射殺された。

警察は、この警官が着用していたボディカメラの音声なしの映像から、男が警官に銃を向けている様子が確認でき、警官の対応は合法だったとしている。男を射殺した警官は黒人だった。

事件があった夜、抗議のため集まった群衆が暴徒化し、店舗や警察車両が放火、破壊される騒ぎとなり、17人が逮捕された。騒ぎは14日朝までに収まった。



[ミルウォーキー 14日 ロイター]


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