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2016米大統領選「アメリカは既に偉大な国」米民主党大会、ミシェル夫人の演説に喝采
7月26日、米民主党の全国党大会がフィラデルフィアで25日開幕し、現ファースト・レディのミシェル・オバマ夫人が、大統領選の同党候補に正式指名されるヒラリー・クリントン前国務長官を支持する演説を行った(2016年 ロイター/Rick Wilking)
米民主党の全国党大会が東部フィラデルフィアで開幕し、同夜には現ファースト・レディのミシェル・オバマ夫人が、大統領選の同党候補に正式指名されるヒラリー・クリントン前国務長官を支持する演説を行った。
ミシェル夫人は、共和党候補のドナルド・トランプ氏の選挙スローガンである「Make America Great Again(米国を再び偉大な国に)」をもじり、「米国は世界で最も偉大な国」と表現。「この国が偉大ではないと誰にも言わせてはならないし、再び偉大な国にする必要があるとも言わせてはならない。なぜならば、既に世界で最も偉大な国だからだ」とスピーチし、会場から喝采を浴びた。
ツイッター上には、ミシェル夫人の演説は「一切の盗用などはせずに」、「個人名をあげずして」トランプ氏のスローガンを打ち砕いた、などといった賞賛の投稿が相次いだ。
弁護士の資格を持つミシェル夫人は、スピーチの名手としても知られている。先週行われた共和党大会では、トランプ氏の妻メラニア夫人の演説が2008年のミシェル夫人のものと酷似しているとの盗作疑惑が持ち上がり、スピーチライターが引責辞任していた。