最新記事

2016米大統領選

トランプ、キッシンジャー元国務長官と会談へ

先週のベイカー元国務長官と会談に続き、政界有力者の協力取り付けに奔走

2016年5月17日(火)17時55分

 5月16日、米大統領選で共和党の指名獲得を確実にした実業家ドナルド・トランプ氏は、18日にヘンリー・キッシンジャー元国務長官(92)と会談する。写真はチャールストンで5日撮影(2016年 ロイター/Chris Tilley)

米大統領選で共和党の指名獲得を確実にした実業家ドナルド・トランプ氏は、18日にヘンリー・キッシンジャー元国務長官(92)と会談する。16日付のワシントン・ポスト紙が、トランプ氏に近い関係筋3人の話として伝えた

会談はニューヨークで行われる予定。両氏はこれまで数週間にわたり、電話でも会談を重ねているという。キッシンジャー氏はニクソン政権とフォード政権で大統領補佐官や国務長官を務めた国際政治学者。

トランプ氏は先週、ジェームズ・ベイカー元国務長官と会談。ベイカー氏は会談と同じ日に議会の公聴会で、トランプ氏の外交政策が世界をより不安定にするとの考えを示した。

トランプ氏は、北大西洋条約機構(NATO)について「時代遅れ」であり見直しが必要と発言したことや、日本と韓国による核兵器保有を容認する考えを示唆したことなどで批判を浴びている。



[ワシントン 16日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

日経平均は続落で寄り付く、円高が重し 主力株安い

ワールド

パキスタン、元首相の釈放を求める抗議デモ激化 数百

ビジネス

インテルに78.6億ドルの半導体補助金、米政府が最

ワールド

レバノン北部のシリア国境に初のイスラエル空爆と閣僚
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:老けない食べ方の科学
特集:老けない食べ方の科学
2024年12月 3日号(11/26発売)

脳と体の若さを保ち、健康寿命を延ばす──最新研究に学ぶ「最強の食事法」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    寿命が5年延びる「運動量」に研究者が言及...40歳からでも間に合う【最新研究】
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    放置竹林から建材へ──竹が拓く新しい建築の可能性...日建ハウジングシステムの革新
  • 4
    リュックサックが更年期に大きな効果あり...軍隊式ト…
  • 5
    こんなアナーキーな都市は中国にしかないと断言でき…
  • 6
    早送りしても手がピクリとも動かない!? ── 新型ミサ…
  • 7
    「健康食材」サーモンがさほど健康的ではない可能性.…
  • 8
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 9
    プーチンはもう2週間行方不明!? クレムリン公式「動…
  • 10
    トランプ関税より怖い中国の過剰生産問題
  • 1
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対する中国人と日本人の反応が違う
  • 4
    北朝鮮は、ロシアに派遣した兵士の「生還を望んでい…
  • 5
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱…
  • 6
    寿命が5年延びる「運動量」に研究者が言及...40歳か…
  • 7
    「このまま全員死ぬんだ...」巨大な部品が外されたま…
  • 8
    「ダイエット成功」3つの戦略...「食事内容」ではな…
  • 9
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 10
    元幼稚園教諭の女性兵士がロシアの巡航ミサイル「Kh-…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 7
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 8
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大き…
  • 9
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 10
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中