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2016米大統領選トランプ氏、外交政策アドバイザーチームの一部を公表
「外交に弱いトランプ」との批判をかわす狙いだが、メンバーの知名度の点で疑問も
3月21日、米大統領選の共和党候補指名争いでトップを走るドナルド・トランプ氏はワシントン・ポスト紙とのインタビューで、自身の外交政策アドバイザーに関するリストの一端を明らかにした。ワシントンで撮影(2016年 ロイター/JIM BOURG)
米大統領選の共和党候補指名争いでトップを走る不動産王ドナルド・トランプ氏は21日、ワシントン・ポスト紙とのインタビューで、自身の外交政策アドバイザーに関するリストの一端を明らかにした。
同紙によると、アドバイザーチームには、テロリズムの専門家ワリド・ファレス氏、エネルギー業界の幹部カーター・ペイジ氏、エネルギー問題を専門とする弁護士ジョージ・パパドプロス氏、元国防総省監察総監のジョー・シュミッツ氏、元陸軍中将のキース・ケロッグ氏が含まれている。
トランプ氏は近いうちにチームの人員を増やすと明らかにした。先月にトランプ氏支持を表明した共和党のジェフ・セッションズ上院議員(アラバマ州選出)がチームを率いている。
トランプ氏が名前を挙げたアドバイザーの大半は学界や専門家の間ではあまり知られていない。
ファレス氏はロイターに対し、18日にトランプ氏への助言を開始したと明らかにした。以前は2012年大統領選で共和党候補ミット・ロムニー氏の安全保障問題アドバイザーを務めていたという。ロムニー氏はこれまで、トランプ氏を厳しく批判している。
ファレス氏は電子メールで、昨年以降はトランプ氏と直接会ったことはないと明らかにした。
トランプ氏が挙げたその他のアドバイザーからは今のところコメントを得られていない。