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領土問題中国、南シナ海のウッディー島に地対空ミサイル配備
領有権を巡って台湾、ベトナムと争うホットスポットで軍備拡大を行う暴挙
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2月16日、米FOXニュースによると、中国軍が南シナ海の島に地対空ミサイルを配備した。南シナ海を通る船、2013年撮影(2016年 ロイター/Quang Le)
米ニュース放送局FOXニュースは16日、中国軍が南シナ海の島に地対空ミサイルを配備したと報じた。民間の衛星画像で確認したという。衛星画像はイメージサット・インターナショナルが撮影した。
南シナ海・パラセル諸島のウッディー島(永興島)に地対空ミサイルの発射装置やレーダーシステムが配備されているのが写っている。
ウッディー島は、中国、台湾、ベトナムが領有権を主張している。
米国防総省のアーバン報道官は「機密事項に関わる問題にはコメントできないが、われわれはこれらの問題を注視している」としている。
FOXニュースは、ミサイルはこの1週間ほどの間に配備された可能性があると報じている。画像によると、ウッディー島の浜辺には今月3日には何もなかったが、14日にはミサイルが写っているという。
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