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2016米大統領選

クリントン氏を米下院黒人議員団が支持、南部予備選に弾み

27日のサウスカロライナ以降、人種構成が多様な州へ進むクリントンへ強力な支援に

2016年2月13日(土)13時13分

2月11日、米大統領選の民主党有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官は、米下院の黒人議員団から支持の表明を受けた。写真はウィスコンシン州で11日撮影(2016年 ロイター/Jim Young)

 米大統領選の民主党有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官は11日、米下院の黒人議員団から支持の表明を受けた。黒人票がカギを握る南部サウスカロライナ州での予備選を前に、クリントン陣営の士気を高める表明となった。

「クリントン氏はリーダーとしての技量を発揮してきた。様々な任務を経て、国政の最高責任者に就く準備は整った」と、支持を表明した同議員団のG.K.バターフィールド下院議員は述べた。

 9日に開催されたニューハンプシャー州予備選でバーニー・サンダース上院議員に惜敗し、選挙戦の立て直しを図るクリントン氏にとって、同議員団からの支持表明は重要なものとなる。

 今月27日に行われる予備選の開催地、サウスカロライナ州は黒人票が有権者層の主要な一角を占めており、民主党候補者にとって同有権者層からの支持は今後、選挙戦が人種構成が多様な州へとすすむにつれ、重要性が増すものと見られている。

[ワシントン 11日 ロイター]

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