最新記事

アメリカ社会

米東部の記録的大雪、復旧の足取り重く

首都ワシントンでは政府機関が休業、学校は休校、下院議会も来週まですべての投票見送り

2016年1月26日(火)11時15分

1月25日、記録的な大雪に見舞われた米東部の主要都市。完全復旧にまだ時間がかかりそうだ。ワシントンで撮影(2016年 ロイター/Kevin Lamarque)

 週末に記録的な大雪に見舞われた米東部の主要都市では25日、復旧に向けた動きが始まっているが、完全復旧にはまだ時間がかかりそうだ。

 積雪が61センチに達した首都ワシントンでは政府機関が休業、学校は休校となり、下院議会も来週まですべての投票見送りを決めた。メリーランド州でも政府機関が休業となった。

 ワシントンのミュリエル・バウザー市長は除雪までに数日かかる見通しとした上で地域住民に対しできるだけ外出を控えるよう呼びかけた。市内の地下鉄は米東部時間午前11時(日本時間26日午前1時)以降、全駅で営業再開の予定。

 68センチの大雪を記録したニューヨーク市では、ニューヨーク証券取引所(NYSE)で通常の取引が行われ、公立学校も通常通り。

 こうしたなか、航空便の運航情報サイト「フライトアウェア(FlightAware)」によると、国内線約1392便が欠航。ニューアーク国際空港、ラガーディア空港、ワシントン・ダレス国際空港などで影響が大きいという。

[ワシントン/ニューヨーク 25日 ロイター]

120x28 Reuters.gif
Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

マスク氏のニューラリンク、脳インプラントの実現可能

ワールド

米中の動向、引き続き高い関心持ち注視=トランプ氏の

ビジネス

企業向けサービス価格10月は2.9%増、指数は95

ビジネス

午前の日経平均は反落、トランプ氏の関税方針を嫌気 
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:老けない食べ方の科学
特集:老けない食べ方の科学
2024年12月 3日号(11/26発売)

脳と体の若さを保ち、健康寿命を延ばす──最新研究に学ぶ「最強の食事法」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    寿命が5年延びる「運動量」に研究者が言及...40歳からでも間に合う【最新研究】
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    「ダイエット成功」3つの戦略...「食事内容」ではなく「タイミング」である可能性【最新研究】
  • 4
    プーチンはもう2週間行方不明!? クレムリン公式「動…
  • 5
    「このまま全員死ぬんだ...」巨大な部品が外されたま…
  • 6
    テイラー・スウィフトの脚は、なぜあんなに光ってい…
  • 7
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 8
    「典型的なママ脳だね」 ズボンを穿き忘れたまま外出…
  • 9
    日本株は次の「起爆剤」8兆円の行方に関心...エヌビ…
  • 10
    バルト海の海底ケーブル切断は中国船の破壊工作か
  • 1
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り捨てる」しかない理由
  • 4
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 5
    北朝鮮は、ロシアに派遣した兵士の「生還を望んでい…
  • 6
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱…
  • 7
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」…
  • 8
    「このまま全員死ぬんだ...」巨大な部品が外されたま…
  • 9
    「ダイエット成功」3つの戦略...「食事内容」ではな…
  • 10
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 5
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大き…
  • 6
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 7
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 8
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 9
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 10
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中