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ドイツハンブルクでフェイスブック事務所に暴徒、「よくないね」と落書き
ヘイト発言をめぐる一連の動きに関連か
12月13日、 ドイツ北部のハンブルクで、米フェイスブックの事務所がある建物を暴徒らが襲撃し、ガラスが割られ、壁にペンキで「フェイスブック よくないね」と落書きされるなどの被害が出た。写真はニューヨークのバスに描かれたFBロゴ。7月撮影(2015年 ロイター/Brendan McDermid)
ドイツ北部のハンブルクで、米フェイスブックの事務所がある建物を暴徒らが襲撃し、ガラスが割られ、壁にペンキで「フェイスブック よくないね」と落書きされるなどの被害が出た。ハンブルク警察が13日明らかにした。
警察の声明によると、暴徒らは15―20人の集団で、黒い服にフードをかぶっていた。すでに捜査を開始しているという。
フェイスブックの広報担当者によると、けが人はいないもよう。襲撃の動機についてはコメントしなかった。
フェイスブック欧州本社は現在、人種差別発言を同社のソーシャルメディアから削除しなかったとして、ドイツで捜査を受けている。同国では難民や移民が増加する中、フェイスブックなどソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS)上で外国人を嫌悪する発言が増えていることに対し、政治家や有名人らが懸念を表明している。