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イラク

政府軍が要衝ラマディでISISに勝利宣言

今年5月からISIS支配下となったラマディ中心部の政府庁舎を掌握

2015年12月28日(月)10時45分

12月27日、イラク軍は、中西部アンバル州の州都ラマディで過激派組織「イスラム国」との戦いに勝利した、と宣言した。ラマディは、首都バグダッドの西方に位置する要衝で、イスラム国が5月に支配下に置いた。写真はイラク国旗を掲げる兵士(2015年 ロイター)

 イラク軍は27日、中西部アンバル州の州都ラマディで過激派組織「イスラム国」との戦いに勝利した、と宣言した。ラマディは、首都バグダッドの西方に位置する要衝で、イスラム国が5月に支配下に置いた。

 イラク軍報道官は「政府庁舎を掌握した。われわれはラマディでイスラム国を打ち負かした」と宣言。一方、米軍は、イスラム国戦闘員が政府庁舎から一掃されたのか、現時点では確認できない、としている。

 イスラム国は2014年6月、イラクの約3分の1に勢力を拡大、イラクとシリアにまたがる地域で国家樹立を宣言していた。失地回復を目指してきたイラク軍にとって、ラマディの奪還は大きな戦果となる。

 

[バグダッド 27日 ロイター]


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