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エジプトホテル自爆攻撃で7人死亡、ISIS傘下の組織が犯行声明
反政府組織「シナイ州」のメンバーが選挙判事らを狙う
2015年11月25日(水)11時42分
11月24日、エジプトのホテル爆弾攻撃で少なくとも7人が死亡、17人が負傷した。写真は過激派組織「イスラム国」の使用で知られる旗が描かれた壁と戦闘員ら。イラクで3月撮影(2015年 ロイター/Thaier Al-Sudani)
エジプトのシナイ半島北部アリーシュにあるホテルで24日、爆弾攻撃が発生し、少なくとも7人が死亡、17人が負傷した。この攻撃で過激派組織「イスラム国」の傘下組織「シナイ州」が犯行声明を出した。
同国では前日、議会選挙の決戦投票が締め切られ、ホテルには選挙判事が宿泊していた。
軍当局や目撃者の証言によると、攻撃に関与した1人が爆弾を積んだ自動車を運転してホテルに突入しようとし、治安部隊が発砲、車は爆発した。また1人はホテル内に押し入り自爆攻撃を行い、銃を持ったもう1人は客室付近に侵入し判事1人を殺害した。
エジプト内務省は判事2人と警官4人、民間人1人が犠牲になったと発表。軍当局は攻撃に関与した3人が殺害されたとした。
エジプトでは、「シナイ州」が政府打倒を目指し、同様の攻撃を行っている。
[カイロ 24日 ロイター]
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