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ベイルートで43人死亡の連続自爆テロ、「イスラム国」が犯行声明

アサド政権を支援するイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の拠点地区を狙う

2015年11月13日(金)11時47分

11月12日、レバノンの首都ベイルート郊外の2件の自爆攻撃が相次ぎ、「イスラム国」が犯行声明を出した。事件現場の様子(2015年 ロイター/Khalil Hassan)

 レバノンの首都ベイルート郊外の住宅地で12日、2件の自爆攻撃が相次ぎ、少なくとも43人が死亡、240人以上が負傷した。現場はイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の拠点地区で、スンニ派の過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。

 ヒズボラはアサド政権を支援するため、シリアに数百人規模で戦闘員を派遣。「イスラム国」などのスンニ派武装組織との戦闘を繰り広げている。

 治安関係者によると、2件の爆発は同日夜、ほぼ同時に発生。周辺は商店や住宅のほか、ヒズボラが運営する病院もある地区だという。

「イスラム国」は事件後、インターネット上に声明を発表し、組織のメンバーが爆発物を積んだバイクを爆発させたと主張した。

[ベイルート 12日 ロイター]

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Copyright (C) 2015トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

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