最新記事

事件

スウェーデンで学校襲撃事件、覆面男が男子生徒ら2人殺害

生徒たちと記念撮影をしていた青年が一転して凶行に──

2015年10月23日(金)15時15分

10月22日、スウェーデン西部のトロルヘッタンの学校で22日、覆面姿の男が教師と男子生徒を殺害する事件が起きた。男は駆け付けた警官に銃撃され、その後病院で死亡が確認された。写真は事件現場。提供写真(2015年 ロイター/Bjorn Larsson Rosvall/TT News Agency)

 スウェーデン西部のトロルヘッタンの学校で22日、覆面姿の男が教師と男子生徒を殺害する事件が起きた。男は駆け付けた警官に銃撃され、その後病院で死亡が確認された。

 この事件では、死亡した2人のほかに2人が負傷した。地元メディアの報道によると、男は黒のトレンチコートを着てヘルメットをかぶり、刀を所持。襲撃前には生徒たちと記念写真を撮っていたという。

 目撃者は地元テレビに対し、「ハロウィーンのいたずらか何かかと思った」とコメント。男がソーシャルメディアに極右思想を示すものを掲載していたとの報道もある。男は20代前半で犯罪歴はなかった。

 スウェーデンで学校襲撃事件が起きるのはまれ。

[ストックホルム 22日 ロイター]

120x28 Reuters.gif
Copyright (C) 2015トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米12月求人件数、55.6万件減少 過去14カ月で

ワールド

ウクライナ大統領「米企業の投資にオープン」、トラン

ワールド

メキシコは協力的、カナダは取り組み必要 合成麻薬対

ワールド

米中首脳の電話会談巡り情報交錯、4日に実施されない
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:中国経済ピークアウト
特集:中国経済ピークアウト
2025年2月11日号(2/ 4発売)

AIやEVは輝き、バブル崩壊と需要減が影を落とす。中国「14億経済」の現在地と未来図を読む

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    「体が1日中だるい...」原因は食事にあり? エネルギー不足を補う「ある食品」で賢い選択を
  • 4
    マイクロプラスチックが「脳の血流」を長期間にわた…
  • 5
    中国AI企業ディープシーク、米オープンAIのデータ『…
  • 6
    脳のパフォーマンスが「最高状態」になる室温とは?…
  • 7
    DeepSeekが「本当に大事件」である3つの理由...中国…
  • 8
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 9
    メキシコ大統領の外交手腕に脚光...「トランプ関税」…
  • 10
    老化を防ぐ「食事パターン」とは?...長寿の腸内細菌…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 4
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 5
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 6
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 7
    DeepSeekショックでNVIDIA転落...GPU市場の行方は? …
  • 8
    老化を防ぐ「食事パターン」とは?...長寿の腸内細菌…
  • 9
    足の爪に発見した「異変」、実は「癌」だった...怪我…
  • 10
    「やっぱりかわいい」10年ぶり復帰のキャメロン・デ…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 5
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 8
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 9
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 10
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中