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米軍事IS戦闘員の「自撮り」写真で空爆地点がバレバレに
ネット上のプロパガンダ戦略で、逆に自らの居場所が米軍に知られてしまう皮肉
2015年6月5日(金)17時45分
しらみ潰し 米軍はISISの自撮り画像と撮影場所を見逃さなかった Tech. Sgt. Cecilio Ricardo / U.S. AIR FORCE
テロ組織ISISの巧妙なSNS戦略は、世界中の若者たちをテロ活動に引き寄せている。しかしネット上でプロパガンダを拡散しようという彼らの作戦は、同時に組織の崩壊も引き寄せているようだ。
米空軍協会の朝食会で今週、戦闘空軍司令官を務めるハーバート・カーライル空軍大将が、最近ISISがネット上にアップした情報で空爆地点を割り出したことを明らかにした。
「SNSへの投稿をくまなく調べていると、何人かの愚か者がある司令部の前に立っているのがわかった。他にも公開のソーシャルメディアで自分たちの司令官やISISの強さについて自慢げに吹聴していた」と、カーライルは語った。「これで空軍は標的を特定できた。22時間後に空爆して建物全体を吹き飛ばす」
カーライルは、SNSのどんな投稿が空爆の決め手となったかは明かさなかったが、どうやらそれは一般で言うところの「自撮り」画像だったようだ。
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