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携帯電話でアレルギーになる!?

2010年12月15日(水)14時57分
ケイト・デーリー

 子供には携帯電話を使わせたくない。そう考える親や学校には新たな口実ができた。携帯電話に使われる金属にアレルギー反応を示す人が増えているのだ。

 先月の全米アレルギー・ぜんそく・免疫学協会の会議で、かつては無害とされていた多くの物質がアレルギー反応を引き起こす要因になっていることが報告された。

 体が未発達な子供のうちに初めて接触した物質で、アレルギーを発症することがある。最近はハイテクツールや「大人向け」製品に接する児童が増えているため、それが原因で一生続くアレルギーが起こる可能性がある。例えば子供の頃、ニッケルに対するアレルギー反応が起きた人は、表面にニッケルが使われた携帯電話を頬に押し当てると、皮膚が赤く腫れたりかゆくなることがある。

 会議で報告を行ったアレルギーの専門家ルズ・フォナシエによれば、女性は特に注意したほうがいい。子供時代にピアスを付けることで初めてニッケルと接触するケースが多く、後にニッケルアレルギーになる可能性が高いからだ。安全のために、10歳まではピアスをしないほうがいいとフォナシエは言う。携帯電話の使用についても同じような用心が必要だろう。

[2010年12月15日号掲載]

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