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貿易EU、自動車部品の価格カルテルで日本企業2社に177億円の罰金
カルテル参加3社のうちデンソーはEUに通報したため罰金を免れる
2016年1月28日(木)17時38分
1月27日、EUは自動車部品カルテルを結んだとして、三菱電機と日立に罰金を科した。写真はブリュッセルで掲揚されたEU旗。昨年10月撮影(2016年 ロイター/Francois Lenoir)
欧州連合(EU)の規制当局は27日、自動車部品の価格カルテルを結んだとして、三菱電機<6503.T>、日立製作所<6501.T>に対し、計1億3780万ユーロ(1億5000万ドル)の罰金を科した。
自動車部品メーカー大手のデンソー<6902.T>は、カルテルの存在を欧州委員会に通報したとして、罰金を免れた。
三菱電機が1億1090万ユーロ、日立は2690万ユーロの罰金を科された。両社は不正行為を認めたとして、罰金額が10%引き下げられた。
べステアー欧州委員(競争政策担当)は声明で「本日の決定は、欧州で販売する自動車メーカー数社の部品(調達)費用や、最終的には欧州の購入者に影響を及ぼす談合を行った自動車部品メーカー3社に制裁を加えるものだ」と説明した。
[ブリュッセル 27日 ロイター]
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