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航空機ボーイング、採算割れで787型機のチタン使用削減へ
機材トラブルなどが収まった夢の飛行機、一番のウィークポイントも解消へ
2015年7月27日(月)16時20分
7月24日、米航空機大手ボーイングは、「787ドリームライナー」を1機出荷するごとに約2300万ドルの損失を出している。写真はロゴ、シカゴで2013年4月撮影(2015年 ロイター/Jim Young)
[シアトル 24日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングは、「787ドリームライナー」を1機出荷するごとに約2300万ドルの損失を出している。ボーイングは機体製造コストの削減に向け、チタンの使用を削減しようとしている。
業界筋によると、チタンは強くて軽く、この機体の製造で広く使われているが、コストがアルミの7倍と高い。業界筋によると、1機当たりの2億6000万ドルの製造コストのうち、チタンが約1700万ドルを占める。ボーイングの他の商業機は採算が取れている。
ボーイングのサプライヤーコスト削減プログラムである「パートナーリング・フォー・サクセス」のバイスプレジデント、ボブ・ノーブル氏によると、チタンコストの削減は、787型で採算が取れるようにするための、幅広く長期的な取り組みの一環という。
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